Montag, 15. September 2014, 10:00 - Sonntag, 21. September 2014, 17:00 Taku Kawaguchi & his young friends

Taku Kawaguchi + his young friends

私は長年、美術学校でリビングデザインの基礎指導をしている。 今回、その教え子達と共に各自の極めて日常の生活の視点から発信したい形を作ってみようと言う事になった。(異素材のオブジェ・クレイワーク・染織・ガラス工芸・掛軸状のアッサンブラージュ等) それらの作品には、実用的な機能性を目的としてはいないが、 先ずは、視覚的・触覚的に心安らぐ手作りの作品として、各自の素直で簡素な気持ちは表れていると思う。気忙しき日常の生活から暫し気持ちを緩めて、あなたの心の中に、ゆったりと朗らかな時を感じてくだされば、とても嬉しく思う。 ( 川口 拓)

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Taku Kawaguchi、1947
Hiroki Chiba、1994
Mayuko Horino、1983
Kikuchi Yasuhisa、1969
Shimozaki Yurie、1967
Sugiyama Masanori、1965
Naiki Asako、1963
Matsuda Kenichi、1970
Nagasawa Hajime、1968
Hoshino Yukiko、1969
Sakurai Maiko、1973


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作者のメッセージ

川口 拓 (Taku Kawaguchi、1947)
私は極めて、ゆったりとしたモノを作りたいのではありません。 むしろ極めて、ゆったりと生きたいのです。ただ私は、いつも悠然としたプリミティブなモノの形の在り方に、心惹かれています。

千葉裕貴 (Hiroki Chiba、1994)
この世界と自分の関わり、自分が表現したい事、それは一体なんなのだろう?
いくら待てど答えは一向に出てこない現実。むしろ答えなんてないのかも。
若さ故の怠慢か、それでも僕は首を長ーくして待つのです。

堀野真由子 (Mayuko Horino、1983)
ファッションには様々な人との関わりが大切です。毎日楽しく心地良く過ごすと、見え方が変わってきます。

菊地 靖弥 (Kikuchi Yasuhisa、1969)
そろそろ夏も明けつつありやす。
祭の季節、送りの季節。
日々の暮らしに必要なモノ。そうでもないモノ。本当に不要なモノ。
私の創作物は何処に属するのか依然としていつも不明ですが、送りの季節に見合うモノを創ってみました。そんなところです。そんなもんです。ゆるりゆるり。

下崎 友里恵 (Shimozaki Yurie、1967)
アイディアを形にしていくのは、時に悩ましくもありますがワクワクする作業です。様々な色、模様、質感を持つステンドグラス。選ぶガラスによって作品の印象は大きく変わります。また光を通すことによって、作品は周りの雰囲気に思いがけない効果をもたらすこともあります。心を込めて作った作品を楽しんでご覧いただけたら幸いです。

杉山正典 (Sugiyama Masanori、1965)
今回の作品は「自然」「リユース」との接合をテーマに「ゆるり」と考えてみました。
遠い未来にはこんな時間になるのかな。
「なぜなら人は食物連鎖の頂点にいるから!」

内木亜沙子 (Naiki Asako、1963)
コラージュを創りはじめて約7年。決して平穏とは言えない日常を重ねてきましたが、また、このグループ展に参加ですることができて幸せです。

松田 健一 (Matsuda Kenichi、1970)
人間て地球にとって必要なんでしょうかねぇ。
6500万年の間に多くの生き物を絶滅させたり、消せない傷跡を残したり、ろくなもんじゃありません…。
そろそろ、もうちょっと人間以外に目を向けませんか?
バック TO ザ ネイチャーです。(フューチャーじゃないよ。(笑))

長澤 肇 (Nagasawa Hajime、1968)
今回も、ささやかなエコをしたいと思います。そんな作品を作りながらゆったりとした時間が過ごせたら良いと思います。
観て頂いて暖かい気持ちになってもらえたら幸いです。

星野 由紀子 (Hoshino Yukiko、1969)
今回のグループ展にあたりコメントを求められましたが、改めて考えると、自分には特に発信したいメッセージが特にない事に気付きました。
作ってればしあわせ。
満足いく出来ならばホントしあわせ。
これが「ゆるり」ってことかな。
このゆるゆるな感じが観ていただいた方の癒しね一助になれるなら最高のしあわせです。

櫻井舞衣子 (Sakurai Maiko、1973)
ECOなモノが好きです。
モノヅクリが好きです。
ずっと、きっと変わらず続くこと。